order block の通知は接近で鳴らす、タッチでは遅い

作者 Marcus Adler·
近い端の上に接近バンドを重ねた order block ゾーン。価格がゾーンへ届く前に通知が鳴る位置を示している

order block の通知が価値を持つのは、価格がまだゾーンへ接近している間に、近い端から自分で決めた距離で、しかも実際に trade する2つのブロックに限って鳴るときです。タッチで鳴らせば、そのメッセージは助けるはずだった判断の後に届きます。

order block の通知の評判が悪い理由は、技術とは無関係です。多くは価格がすでにゾーン内に入ってから鳴ります。判断が済んでいなければならない瞬間であって、判断を始めたい瞬間ではありません。ツールが印字するブロックすべてで鳴るものもあり、そこには誰も trade すべきでないブロックまで含まれます。

私はブロックを手でマークしますが、それでも通知を使います。良い通知は狭い仕事をするからです。事前に選んだ水準が近づいていると教え、それがどの水準かを教える。このページはその狭い仕事の話です。マウスに触れる前に下す判断、監視に値する2つのゾーン、そしてこの考え方が役に立たなくなる地点。

order block の通知を設定する価値はどこにあるのか

order block の通知とは、マークした1つのゾーンを見張り、価格がそのゾーンから自分で決めた距離まで来たら知らせるルールです。使える通知とノイズを分ける性質が3つあります。実際に trade するゾーンを名指しすること、チャートを開くだけの余裕を残して鳴ること、そしてメッセージが出た後も背後のマーキングが同じ場所に留まっていること。

2通知に値する order block
M1 から D1見張る価値のある時間軸
100リプレイ確認で進める本数
1通知1件あたりの理由の行数

ゾーンを名指しするのが重要なのは、ゾーンが価格ではなく役割を持つ範囲だからです。inducement、つまり IDM、エントリーを誘い込む誘導的な流動性が刈り取られた後に出来たブロックは、脚の遠い極端にあるブロックとは振る舞いが違い、期待の持ち方も変わります。通知が「価格が order block の近く」としか言わないなら、その文脈は自分で組み直すことになり、通知を受ける意味そのものが消えます。何がブロックを trade できるものにするのかのページで、ゾーンの定義と端の出どころを説明しています。

早く鳴ることが重要なのは、あなたの反応が瞬時ではないからです。チャートを見て、ゾーンを正当化していた構造がまだ無事か確かめ、ストップの置き場を割り出し、その距離からサイズを計算する。5分足なら数分の作業です。価格がすでにゾーンをミティゲートしている頃に届く通知は、その時間を一切くれません。

3つめの性質は飛ばされがちです。通知はゾーンについての主張なので、そのゾーンが持つ誠実さをそのまま引き継ぎます。数本後にマーキングがずれるなら、あなたが動いた根拠のメッセージは、はじめから存在しなかったものを描いていたことになります。

接近で鳴る order block の通知はどう設定するのか

通知を置く作業は簡単な部分です。役に立つかどうかを決める判断はすべてその前にあり、5つあります。どれもメニューの中にはありません。

  1. マークする時間軸を選び、通知もそこに置く。4時間足で読んだゾーンは5分足に降りても別のゾーンにはならないので、通知はブロックを特定した場所に属します。上位時間軸のゾーンを下位時間軸のルールで見張ると、価格の到達ではなくゾーン内のノイズについてのメッセージが届きます。
  2. 2つのゾーンのどちらを見張るか選ぶ。どの脚にも通知に値するブロックがちょうど2つあり、どちらかは次の節で述べます。その脚の残りはすべて文脈か罠です。
  3. 条件を選ぶ。接近か、実体クローズか。接近は警告で、既定で動かしておきたいのはこちらです。ゾーン内での実体クローズは確認で、価格が単に現れたのではなく受け入れられたと聞きたい場面のために、独立した2本目の通知にしたほうがうまく働きます。
  4. トリガーを近い端からどれだけ外側に置くか選ぶ。直近のセッションでその銘柄がその時間軸で示す通常のローソク足の幅を取り、近い端の外側へおよそ1本分ほど離して置きます。これは出発点であって、詰めた数字ではありません。価格が別の場所へ行ってしまうほど早く鳴るなら詰め、メッセージを読む時点で価格がゾーン内にあるなら広げます。
  5. 届いたら何をするかを先に決める。たいていの通知に対する誠実な答えは「チャートを開いて確認する」です。それを書き出しておくことが、通知が反射的な発注に変わるのを防ぎます。
order block の通知を設定する前の5つの判断を示すフロー図。マークする時間軸、2つのゾーンのどちら、接近か実体クローズか、近い端からの距離、決めておく対応
5つの判断、どれも設定パネルの中にはない。ツールはすでに選ばれたことを実行するだけ。

多くの設定が静かに失敗するのは4番目です。ゾーンの端に置いたトリガーは警告になりませんし、ローソク足数本分も離したトリガーは普通の値動きで鳴り、1週間でミュートされます。距離とは、どれだけの猶予が自分に役立つかという判断であり、較正の方法は何件か鳴るのを見て調整することだけです。

ゾーンへのタッチで鳴る通知はなぜ遅すぎるのか

ゾーンに触れることと、ゾーンに受け入れられることは別の出来事で、前者が起きた時点で考えて決める窓はもう閉じているからです。接近トリガーは近い端の外側にあるので、価格がまだゾーンへ向かっている間に鳴ります。この間隔、通常はローソク足1本か2本が、通知することの実用的な価値のすべてです。

order block ゾーン、近い端の上の接近バンド、バンドへ最初に入ったローソク足、そして後にゾーンへ届いたローソク足を示すローソク足チャート
接近バンドに入るローソク足とゾーンへ届くローソク足は同じ足ではない。その間隔があなたに与えられる時間。

2つの条件を分けておくことには方法論上の理由もあります。この手法での確認は、水準を抜けるヒゲではなく、水準の向こう側での実体クローズから来ます。ブロックの近い端を突き抜けて外側へ戻って確定したヒゲは、流動性が刈り取られ、ゾーンが拒まれたことを意味します。単純なタッチ通知はこの2つの結果を区別できません。どちらも触れるからです。ブロックにタッチ条件を置くと、ゾーンを拒む刈り取りでも、ゾーンを裏づける受け入れでも、まったく同じ文面で鳴ります。

このルールを破る対象が1つあり、それがタッチ通知の存在理由です。inducement、つまり IDM は、ヒゲでもクローズでも、どんな接触でも取られたと見なされます。inducement の刈り取りに通知を置くなら、単純なタッチがまさに正解です。同じ設定をブロックに当てると、そこから混乱が始まります。この区別が初めてなら刈り取りの仕組みと、それが水準に何をするかを読む価値があります。

通知はどの order block を見張るべきか

2つです。inducement の次に来る最初のブロック、表記は OB IDM、そして脚の極端な流動性にある最後のブロック、表記は OB EXT。価格の戻りが期待されるのはこの2つで、エントリーが取られるのもこの2つだけです。その間に位置するブロックはすべて Smart Money Trap で、OB SMT とマークされ、そこからエントリーは取りません。

市場構造の上に描いたブロック階層の図。極端な流動性のそばに OB EXT、中央にエントリー不可と刻印された赤い OB SMT の罠、inducement の水準の上に OB IDM
trade できる2つのブロックと、その間の罠。赤い帯こそ、区別のない通知があなたを何度も起こす場所。

通知そのものに意味があるかを決めるのがこの部分です。印字したブロックすべてで鳴るツールは、あなたを OB SMT のゾーンへ送り込みます。発達した脚はそれをいくつも抱えうるのに、trade できるのは2つだけだからです。そうしたメッセージは、そこにブロックが実在するという狭い意味では正しく、意味のあるあらゆる面で役に立ちません。手法は例外を1つ認めます。罠のブロックは、拒否のローソク足によって流動性が掴まれた後に機能しうる。ただしそれは独立した setup であって、罠に通知を置く理由ではありません。

さらに、どちらのブロックも単独では定義されません。OB IDM は inducement の水準から測り、OB EXT は極端での性質の転換から測ります。測る基準の水準を言わずにブロックを名指しするなら、それは当て推量であり、当て推量のゾーンに置いた通知は通知音つきのコイン投げです。

この役割も一時的で、そこが意外に思われます。動きの先で有効なpullbackが新しい inducement を作った時点で、OB IDM だったブロックは、いま inducement に続くブロックへ役割を渡します。それで失格になるわけではなく、単に判断のブロックではなくなり、それ自体として trade できるようになります。つまり監視リストは一度決めて放置するものではなく、構造の展開に合わせて計算し直されます。トレンドが出た1週間で通知が変わっていないなら、古びたゾーンを見張っています。

使える通知文には何が書かれているべきか

先にチャートを開かなくても、受けるか見送るかを決められる程度です。項目は6つで、最後の2つがほとんどの重さを担います。配信速度はすでに解決済みの問題で、動けないメッセージは時間どおりに届いて誰の役にも立ちません。

使える order block の通知文が備える6項目を並べた縦型カード。銘柄と時間軸から、マーキングが固定された確定足まで

6つの項目

銘柄と時間軸。どのゾーンでその役割は何か。価格のどちら側にあるか。価格がまだどれだけ離れているか。理由を1行。マーキングが固定された確定足。

理由の行は、主張するだけの価値がある項目です。「EURUSD 15分足、価格が上方の OB IDM へ接近、inducement は09:15に刈り取り」は3秒で評価できる文です。「EURUSD 買いシグナル」は従うか無視するかしかできない文です。前者は通知をその根拠のうえで断ることを許し、それが指示ではなく道具にしている点です。

固定足の項目が重要な理由は別にあります。どの確定足でゾーンが固定されたかがメッセージにあれば、後からそのゾーンがまだ同じ価格にあるかを確かめられます。それは通知履歴を、やがて読まなくなる通知の流れではなく、監査できる記録に変えます。

order block の通知が教えてくれないこと

ゾーンが持ちこたえるとは教えてくれません。通知は、事前に自分が選んだ水準への近さについての表明であって、それ以上ではありません。

通知に固有の失敗の形が1つあります。通知の背後のマーキングがメッセージ送出後に動いたなら、その通知はその時点で存在しなかったものを報告したことになります。どんな通知設定でも直りません。マーキングを行うツール側の性質であり、決着させる道は、値がローソク足の確定時に固定され、その後は触られないと確認することです。non-repaint の主張が実際にどこまでを覆うのかを説明し、その問いに答える唯一の検証である自分で実行できる100本の確認も用意しています。

もう1つの限界は量で、これは自分で招くものです。すべての銘柄をすべての時間軸で見張れば、誰も読み切れない量のメッセージが出て、通知のミュートがその結末です。マーキング用の時間軸1つで銘柄2、3個なら機能する構成です。30個は、全部を無視するという決定です。

自分たちの道具ではどう組んでいるか

Money Hunter がチャート上のマーキングを担い、inducement、構造のブレイク、OB IDMOB EXT、以前のブロック、SMT、不均衡を含めて、値はローソク足の確定で確定します。SMCZone Signals は Telegram 側で、Money Hunter がマークしたゾーンを見張り、価格が1つに接近したときに、どのゾーンでなぜかを1行つけて知らせます。設定は3つの選択です。銘柄、次に M1 から D1 までのどこかの時間軸、次に見張らせる注目ゾーンで、OB-IDMOB-EXT のような組み合わせも含みます。対象は forex 29ペア、XAUUSD、そして100を超える暗号資産です。マーキングのツールをまだ選んでいるなら、SMC インジケーターを見極める基準もここで同じように使えます。

サブスクリプションは1つで全部を含みます。1か月は69ドル、3か月は169ドル、6か月は289ドル、12か月は499ドルで、内容はどの期間でも同じです。つまり TradingView 版と MT4、MT5 版の Money Hunter、SMC ToolBox、Smart Trade Assistant、Telegram の通知、そして今後の更新です。解約はいつでもできます。7日間のトライアルは TradingView の Money Hunter と Telegram の通知を含み、それはまさにこの記事の主題なので、通知の側をきちんと試せます。開始にはカードが必要で、トライアル中の請求はありません。

FAQ

order block に通知を設定できますか。

できます。役に立つのは価格がゾーンへ届く前に鳴るタイプです。ブロックをマークし、近い端の外側へ一定距離だけ離してトリガーを置き、価格が接近していることを通知に知らせてもらいます。ゾーンそのものに置いた通知は、もう考える時間が残っていない出来事を報告します。

order block の通知はタッチで鳴らすべきか、ローソク足の確定で鳴らすべきか。

警告には接近を、確認にはゾーン内での実体クローズを使います。端を抜けるヒゲは流動性が刈り取られたことを示すだけで、ゾーンが受け入れられたことは示しません。だからタッチ通知は両方の結果で鳴ります。単純なタッチで足りる対象は IDM だけで、これはどんな接触でも取られたと見なします。

通知はどの order block を見張るべきですか。

2つです。IDM の次に来る最初のブロックと、極端な流動性にある最後のブロック。その間にあるブロックは罠で、そこからエントリーは取りません。印字されたブロックすべてで鳴る道具は、もともと trade しないゾーンのためにあなたを何度も起こします。

order block の通知はリペイントしますか。

背後のマーキングが動くならします。通知は、それを鳴らしたゾーンと同じ程度にしか誠実ではありません。ゾーンはローソク足の確定時に固定され、その後も同じ価格に留まる必要があります。リプレイで100本進め、通知を受けたゾーンがまだ同じ場所にあるか確かめてください。

order block の通知はエントリーの合図ですか。

違います。事前にマークした水準へ価格が接近していると報告するだけで、その水準が持ちこたえるかについては何も言いません。チャートを開き、自分の確認を済ませ、ストップまでの距離からサイズを出すための合図として扱ってください。売買の指示ではありません。

よくある質問

order block に通知を設定できますか。

できます。役に立つのは価格がゾーンへ届く前に鳴るタイプです。ブロックをマークし、近い端の外側へ一定距離だけ離してトリガーを置き、価格が接近していることを通知に知らせてもらいます。ゾーンそのものに置いた通知は、もう考える時間が残っていない出来事を報告します。

order block の通知はタッチで鳴らすべきか、ローソク足の確定で鳴らすべきか。

警告には接近を、確認にはゾーン内での実体クローズを使います。端を抜けるヒゲは流動性が刈り取られたことを示すだけで、ゾーンが受け入れられたことは示しません。だからタッチ通知は両方の結果で鳴ります。単純なタッチで足りる対象は IDM だけで、これはどんな接触でも取られたと見なします。

通知はどの order block を見張るべきですか。

2つです。IDM の次に来る最初のブロックと、極端な流動性にある最後のブロック。その間にあるブロックは罠で、そこからエントリーは取りません。印字されたブロックすべてで鳴る道具は、もともと trade しないゾーンのためにあなたを何度も起こします。

order block の通知はリペイントしますか。

背後のマーキングが動くならします。通知は、それを鳴らしたゾーンと同じ程度にしか誠実ではありません。ゾーンはローソク足の確定時に固定され、その後も同じ価格に留まる必要があります。リプレイで100本進め、通知を受けたゾーンがまだ同じ場所にあるか確かめてください。

order block の通知はエントリーの合図ですか。

違います。事前にマークした水準へ価格が接近していると報告するだけで、その水準が持ちこたえるかについては何も言いません。チャートを開き、自分の確認を済ませ、ストップまでの距離からサイズを出すための合図として扱ってください。売買の指示ではありません。